RSN 9月相談数235件

ぱちんこ依存問題相談機関のNPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関誌さくら通信10月25日(第66)号で9月の相談数は235件と発表。これにより24年度は812件、2006年4月からの相談累計は7452件となった。

9月の相談件数235件は、最多記録を更新。これは、遊技業界の14団体によるRSN支援の賜物と分析。RSNポスターは毎年13万枚以上を各ホールに送付。今年は貼付徹底の要請文が付いた。また、RSN啓発ポケットテッシュ420万個を1都10県4240ホールで配布。日工組の各メーカーHP上でRSNリンクバナーの徹底や、日遊協ののめり込み防止ステッカーの作成などを行った結果、相談件数は現在も記録更新中とのことだ。

4月から9月までの上期集計では、本人からの相談518件(79%)、家族・友人130件(20%)。性別内訳では、男性372件、女性146件。相談経路では、ホール内ポスター365件(67%)、インターネット118件(18%)、その他86件(13%・内ホールテッシュ25件、折込チラシ15件など)。ホールでのポスター(チラシ)が、相談の主軸だが、インターネット経由の増加など、相談経路面での充実が進んでいる。

半年間の相談内容では、「知りたい内容」では、「やめ(させ)る方法」519件。「話したい内容」では、「グチ」38件だった。なお、11月10日(土)、依存学推進協議会シンポジウムが開催される予定で、「わかっちゃいるけどやめられない ギャンブル依存を防ぐ」では、西村代表がパネリストとして参加する。

お問い合せ等ならびに活動協力(寄付等)については、RSNまで。