RSN 7月相談数211件

ぱちんこ依存問題相談機関の認定特定NPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関紙さくら通信8月24日(第184)号で7月の相談数は211件(支援室27件含む)と発表。日中(10時~16時)101件(支援室13件含む)、夜間(16時~22時)110件(同14件含む)。前(6)月の251件から40件減だった。コロナ禍が続く中、2020年5月の187件に次ぐ相談件数となった。2006年4月からの累計4万4995件とした。

相談(初回81件・38%)の集計では、本人からの相談は72件(89%)、家族・友人9件(11%)。本人性別では、男性59(82%)、女性13(18%)。本人相談経路(72件中)では、ホール内ポスター38件、インターネット18件、不明・拒否9件、ホール配布物2件、ホール関係者2件、ATM啓発メッセージ1件、ホール折込チラシ1件。

同「さくら通信」の中、「6月に続きパチンコと関連した自宅放置事件が発生」を取り上げている。 6月7月と北海道で親がパチンコするため幼児を自宅に長時間放置した事案を業界に向け、とがめる。「遊技業界は、この社会問題の解決に向け、責任論を超えて、正面から取り組んでいただきたい」と唱えている。

リカバリーサポート・ネットワーク(RSN)