ぱちんこ依存問題相談機関のNPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関誌さくら通信7月26日(第63)号で6月の相談数は102件と発表。これにより24年度は293件、2006年4月からの相談累計は6933件となった。
傾向として、春先から夏季に若年層の相談が増加傾向にあるという。この時期、進学や就職など環境変化が大きいことからだろうが、のめり込み問題が悪化しやすいことが推測される。環境変化のストレスは、ぱちんこ関連問題の背景要因として影響を与えているようだ。本人からの相談60件のうち、相談経路では、ホール内ポスター41件、インターネット11件、不明4件、その他4件、他の相談機関2件。ホールでのポスター(チラシ)を見て、高い率で相談につながっていることから、啓発用ポスターも刷新(ダウンロード可能)、ホール設置協力をさらに呼びかけている。
特集では、「放置事故から子どもたちの命を守るためには」と題し考察。猛暑の季節を迎えた中、車内放置事故の防止対策を今一度呼びかけている。なお、RSNでは、新年度を迎えたところから、会員継続と新規会員入会を呼びかけている。お問い合せ等ならびに活動協力(寄付等)については、RSNまで。