RSN 5月相談数95件

ぱちんこ依存問題相談機関のNPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関誌さくら通信6月25日(第62)号で5月の相談数は95件と発表。これにより24年度は191件、2006年4月からの相談累計は6831件となった。

本人からの相談57件のうち、相談経路では、ホール内ポスター39件、インターネット9件、その他4件、不明4件、他の相談機関1件。ホールでのポスター(チラシ)を見て、高い率で相談につながっていることから、ホール設置協力をさらに呼びかけている。新しい動きとして、ホールに従事するスタッフからの相談「毎日来店されるお客様は、店の立場からすると有難いことではあるがやはり心配。その対応方法を知りたい」という内容だった。問題への気付きと行動が、問題解決の第一歩となるところから、「遊技を提供する方々からの相談」についても対応している。

なお、RSNでは、従来の「依存症」の概念を、回復支援の支え手と受け手の両者の視点でとらえ直し、より現実的な支援のあり方を提案することを中心テーマとしてセミナー開催など意欲的に展開中。お問い合せ等ならびに活動協力(寄付等)については、RSNまで。