ぱちんこ依存問題相談機関の認定NPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関紙さくら通信5月24日(第145号)で4月の相談数は423件(支援室含む)と発表。昨年10月1日よりすべて沖縄事務所で1本化した集計。4月10日から相談電話の受付時間21時30分までとなった。2019年1月からの累計1903件。2006年4月からの累計3万4374件となった。
相談(初回271件・64%)の集計では、本人からの相談は220件(81%)、家族・友人50件(19%)、援助者1(0%)。本人性別では、男性189(86%)、女性31(148%)。本人相談経路(220件中)では、ホール内ポスター101件、不明・拒否57件、インターネット42件、ホールリーフレット7件、その他6件、ホール折込チラシ5件、家族・友人・知人1件、他の相談機関1件。
ぱちんこ業界からRSNへの出向制度は、5月末で一応の満了となる。その間(2017年5月〜)の出向者は16人。ただ、新たに21世紀会加盟団体の組合員・会員を対象とした企業研修の受け入れを開始(問い合わせは全日遊連・21世紀会事務局まで)。
依存問題基礎講座〜「プログラム中心の支援から人中心の支援へ」と題して6月2日遊技会館において開催する(参加費・資料代1000円、メール申込必要)。また、全日本社会貢献団体機構が特別協力したワンデーポート主催「ギャンブル等依存問題セミナーin大阪〜パチンコ・パチスロに依存する人多様な背景と支援について」を告知。6月30日大阪大学豊中キャンパス(大阪府豊中市)において開催する(参加費・無料)。定員100名(当日先着順)。
なお、2018年ぱちんこ依存問題電話相談事業報告書が完成。RSNホームページよりPDF版のダウンロードが可能となった。さらにパチンコ依存問題予防・啓発リーフレットセットの注文は特設サイトまで。お問い合せ等ならびに活動協力(寄付等)についてはRSNまで。