ぱちんこ依存問題相談機関の認定NPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関紙さくら通信5月21日(第157号)で4月の相談数は285件(支援室41件含む)と発表。日中(10時〜16時)152件(支援室29件含む)、夜間(16時〜22時)133件(同12件含む)。2018年4月406件、2019年4月423件と比較すると、約3割ほど減少。4月は非常事態宣言が出された月であり、全国規模で休業が続いたところ。新年度による環境変化以上に、コロナ自粛の影響が相談件数に出たのかもしれない。なお2006年4月からの累計3万9148件となった。
相談(初回117件・41%)の集計では、本人からの相談は98件(84%)、家族・友人19件(16%)。本人性別では、男性89(91%)、女性9(9%)。本人相談経路(98件中)では、ホール内ポスター48件、不明・拒否22件、インターネット21件、家族・友人・知人2件、ホール関係者2件、ホール貼付ステッカー1件、ホール配布物1件、WEBアプリ1件。今回、相談経路の43%が、ホール内ポスター(本人48件・家族友人2件)からとなっている。
活動報告として、「自粛中にパチンコに行く人たちに関する電話等の取材に対応。その一部が記事となったとして、アゴラ言論プラットホーム「パチンコに行く人をどう止めればよいか〜専門家に聞く」(http://agora-web.jp/archives/2045936.html)を報告。
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