ぱちんこ依存問題相談機関のNPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関誌さくら通信3月25日(第59)号で2月の相談数は97件と発表。これにより年度(4月〜)累計は1023件。2006年4月からの相談累計は6535件となった。
本人からの相談48件のうち、相談経路では、ホール内ポスター35件、インターネット8件、他の相談機関2件、新聞2件など。ホールでのポスター(チラシ)を見て相談につながっていることから、ホール設置協力をさらに呼びかけている。今回のケーススタディでは、「ストレス」をキーワードに相談ケースをまとめている。現代社会に渦巻く「ストレス」は変容が繰り返されている。「職場の人間関係の悪化が理由でスロットにのめり込んでいる」「家事と長期化した介護の気分転換に始めたパチンコにのめり込む」「子どもの自立を機にパチンコにのめり込む」を紹介。ストレスにも様々あり、個々人でもその認識が違っているところから、相談切り口として有効な場合と、注意すべき点を含めて、理解を促している。
ヒトコトコーナーでは、電話にでたとたん「バカヤロー!切り」が稀にあるそうだ。これもまた「ストレス」のハケ口なのかも知れない。なお、RSNでは現在、認定NPO法人取得に向け準備している。お問い合せ等ならびに活動協力(寄付等)については、RSNまで。