ぱちんこ依存問題相談機関の認定NPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関紙さくら通信1月27日(第153号)で12月の相談数は383件(支援室含む)と発表。日中(10時〜16時)218件(支援室26件含む)、夜間(16時〜22時)165件(同22件含む)。2019年1月からの累計5222件(対前年より-573件/ただし、2018年10月の1本化以降、集計開示が変更となり、昼夜相談や支援室の件数や集計比較は不明)。2006年4月からの累計3万7693件となった。
相談(初回195件・51%)の集計では、本人からの相談は154件(79%)、家族・友人40件(21%)、ホール関係者1件(0%)。本人性別では、男性1341(87%)、女性20(13%)。本人相談経路(154件中)では、ホール内ポスター49件、インターネット44件、不明・拒否42件、ホール配布物8件、ホール貼付ステッカー3件、ホール関係者2件、ホール折込チラシ1件、ATM啓発メッセージ1件、その他4件。今回、初めてホール内ポスターや、ステッカー、チラシなどからの相談につながっている比率が高まった。
依存問題のセミナーの開催告知では、2月2日遊技会館において、「生活を調整する支援による依存行動の改善について〜事例を通して考える〜」と題して、高澤和彦氏(精神保健福祉士・浦和まはろ相談室代表)、中村努施設長(ワンデーポート)、丈幻氏(パチンコ研究家)による講座を予定。参加については参加費(資料代1000円)、「2月基礎講座申し込み」と題して「氏名」「所属」「職業等」「電話」「メールアドレス」明記の上「problemgambling-jccg@jcom.home.ne.jp」まで)。
また、2月11日には大阪市中央公会堂において、一般社団法人神戸ダルクヴィレッジ(兵庫県神戸市)の主催により、「ギャンブル依存問題を考える〜私たちにできること〜」を開催(参加無料・予約必要なし)。お問い合せ等ならびに活動協力(寄付等)についてはRSNまで。