ぱちんこ依存問題相談機関の認定特定NPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関紙さくら通信12月25日(第164)号で11月の相談数は258件(支援室35件含む)と発表。日中(10時〜16時)146件(支援室22件含む)、夜間(16時〜22時)112件(同13件含む)。11月期の比較では、2018年527件、2019年360件で推移。GoToの実施、コロナ禍は再燃する中、10月319件より11月は61件減少した。なお2006年4月からの累計4万1080件となった。
相談(初回131件・51%)の集計では、本人からの相談は113件(86%)、家族・友人18件(14%)。本人性別では、男性90(80%)、女性23(20%)。本人相談経路(113件中)では、ホール内ポスター51件、インターネット27件、不明・拒否14件、ホール配布物6件、ホール貼付ステッカー5件、その他4件、ホール折込チラシ3件、ホール関係者3件となっている。
さくら通信によると、依存問題基礎講座の従業員教育のためのe-Learningサービスの実地検証が2020年11月20日より開始したことを伝えている。この「ホールスタッフ向け人材育成プログラム パチンコ・パチスロ 依存問題基礎講座 e-Learning サービス」は、スマートフォンでも受講が可能で、パートさんから研修指導者まで、業務のレベルごとに異なる講義プログラムを用意している。現在、有志ホールの協力のもと、ベータ版による実地検証中という。2022年春頃を目標に研修ツールの供給を目指している。
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