ぱちんこ依存問題相談機関の認定特定NPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関紙さくら通信11月20日(第163)号で10月の相談数は319件(支援室32件含む)と発表。日中(10時〜16時)168件(支援室22件含む)、夜間(16時〜22時)151件(同10件含む)。10月期では、2018年532件、2019年370件で推移。コロナ禍が再燃の中、9月294件より10月は25件増加した。なお2006年4月からの累計4万850件となった。
相談(初回171件・54%)の集計では、本人からの相談は150件(88%)、家族・友人21件(12%)。本人性別では、男性123(82%)、女性27(18%)。本人相談経路(150件中)では、ホール内ポスター69件、インターネット48件、不明・拒否22件、ホール配布物4件、ホール折込チラシ4件、ホール貼付ステッカー2件、ホール関係者1件となっている。
全日遊連の依存対策実施状況調査(2020年7月〜9月実施・回答率87.6%)では、RSN相談窓口告知ポスター掲示は7350店(99.6%)となっており、店舗内トイレ掲示率は75.6%で、ひとりで落ち着いていられるトイレでの掲示に引き続き協力を呼びかけている。
依存問題基礎講座は、12月6日に第4回をzoom予定している。「パチンコの基礎知識〜パチンコ店ってこんなところ〜」と題して、武田裕明氏(ニラク法務部)、森華子氏(ダイナムリスク管理部リスク管理担当)が担当する。参加費は無料だが、11月末までにメールで必要事項を明記(名前・所属・職種・電話・メール)して、参加申込が必要(http://problemgambling.namaste.jp/)。お問い合せ等ならびに活動協力(寄付等)についてはRSNまで。