RSN 10月相談数260件

ぱちんこ依存問題相談機関の認定特定NPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関紙さくら通信11月22日(第175)号で10月の相談数は260件(支援室24件含む)と発表。日中(10時〜16時)125件(支援室17件含む)、夜間(16時〜22時)135件(同7件含む)。10月期の年比較では、2019年10月370件、2020年10月319件で推移。前(9)月の252件から8件 増加した。2006年4月からの累計4万2573件とした。

相談(初回118件・45%)の集計では、本人からの相談は102件(86%)、家族・友人16件(14%)。本人性別では、男性88(86%)、女性14(14%)。本人相談経路(102件中)では、ホール内ポスター56件、インターネット20件、不明・拒否13件、ホール折込チラシ4件、ホール配布物3件、ATM啓発メッセージ2件、家族・友人・知人2件、他の相談機関2件。

第5回依存問題基礎講座は、12月5日にZoom勉強会形式で開催。「多重債務問題の発生防止と生活再建に向けて〜日本貸金業協会の取り組みを知ろう〜」と題して森浩之講師(日本貸金業協会・貸金業相談・紛争解決センター長)、小澤京美講師(同・相談受付課係長)を招いて、様々な金融トラブルについて問題を共有し、依存問題を抱えた債務者への生活再建支援について理解を深める。参加費は無料だが、12月1日(水)まで(定員約30名想定)にメール等による参加申込が必要(http://problemgambling.namaste.jp/)となっている。

お問い合せ等ならびに活動協力(寄付等)についてはRSNまで。