RSN 10月相談数175件

ぱちんこ依存問題相談機関の認定特定NPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関誌さくら通信11月17日(第115)号で10月の相談数は175件(159件・支援室16件)と発表。これによりRSN相談件数は、2016年1月〜10月は2134件、2006年4月からの相談累計は1万9905件となった。

今回、本人からの相談は107件(79%)、家族・友人29件(21%)。本人性別内訳では、男性76、女性31。本人相談経路(107件中)では、ホール内ポスター57件、インターネット34件、ホール配布ティッシュ5件、不明・拒否5件、その他4件、ホール貼付ステッカー1件、他の相談機関1件。

RSNの取組みが10年という節目であるところから、「パチンコ業界とRSN これまでの10年、これからの10年」と題し、力武 一郎氏(大分県遊協・理事長)の特集インタビューを掲載。「こんな相談がありました〜スロットやめようか揺れ動く相談者〜」では、20年来のスロットファンというAさん(女性・40代)の相談。「なぜスロットを必要としているのか」「スロットをやめることへの不安」の2つに絞って整理していく中で、一方的にやめる説得をされると思っていたAさん自身拍子抜けして「少しスロットから離れてみます」ということで落ち着いた。
相談員コラムでは「ギャンブル依存症・相談者のイメージと現実とのギャップ」を取り上げ。メディアやネットからの「ギャンブル依存症」という言葉にかぶれてしまい、電話相談でも増える傾向にあるという。相談員は現実とのギャップを埋めるため、相談者と向き合い、現実的 な生活支援、人生支援につながるようサポートに努めているという。
そして、パチンコの遊び方・安全度の自己診断アプリ「パーラー ジキル&ハイド」の無料ダウンロードのお知らせ。楽しく誰でも気軽に自分のパチンコ・パチスロの遊び方・安全度(のめり込み度)を自分でチェックできるアプリ。iPhone、Android(Ver.4.4以上)に対応。
お問い合せ等ならびに活動協力(寄付等)については、RSNまで。