ぱちんこ依存問題相談機関の認定特定NPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関紙さくら通信2月26日(第202)号で1月の相談数は318件(支援室28件含む)と発表。日中(10時~16時)164件(支援室14件含む)、夜間(16時~22時)154件(同14件含む)。前(12)月の297件から21件増だった。2006年4月からの累計4万9795件とした。
相談(初回78件・25%)の集計では、本人からの相談は64件(82%)、家族・友人14件(18%)。本人性別では、男性60(86%)、女性4(6%)。本人相談経路(64件中)では、ホール内ポスター28件、インターネット17件、不明・拒否6件、家族・友人・知人5件、ホール折込チラシ2件、ホール配布物2件、ATM啓発メッセージ2件、雑誌1件、その他1件。
RSNは1月、沖縄県災害派遣福祉チーム(DWATおきなわ)の派遣に関し、沖縄県と協定を結んだ。DWATは、登録および研修を受講した社会福祉士、介護福祉士、介護支援専門、保育士等で構成しており、1月末現在136名が登録。一般避難所に避難されている高齢者・障がい者・妊産婦等の要配慮者に対して、それぞれの状況に合わせた福祉的な支援を行うことで、避難所での健康状態悪化の防止や、安心した避難生活のサポートを行う。能登半島地震を受けて、2月末に派遣要請があり、RSNスタッフ1名が3月16日に被災地支に入る予定となっている。
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