RSN 1月相談数274件

ぱちんこ依存問題相談機関の認定NPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関誌さくら通信2月20日(第82)号で、1月の相談数は274件と発表。2013年度は累計2799件、2006年4月からの相談累計は1万2001件となった。

今回、本人からの相談は174件(81%)、家族・友人41件(19%)。本人性別内訳では、男性137、女性37。本人相談経路(174件中)では、ホール内ポスター107件、インターネット34件、その他16件、雑誌9件、不明・拒否8件。その他24件(本人16件、家族・友人8件)中、3件は啓発用ステッカー、啓発用ポケットティシュ8件の相談だった。

かつて1980年代半ばに社会人となっていった「新人類」と呼ばれた世代は、今や50歳代。今回の「相談電話の向こうから」特集は、こんな50歳代からの「うつ病を抱えながらもパチンコをしてしまう」「母親の介護とパチンコ問題を抱えた男性」の2例を取り上げた。その他「相談員・援助者のセルフケア」など。

本年、RSNはぱちんこ依存問題についてのセミナーの開催について前向きに取り組んでいる。4月5日「パチンコ・パチスロ依存から抜け出したい方へのメッセージセミナー」、4月6日「ゲーム&ギャンブル依存の問題の今とこれから」を予定。問い合わせ等ならびに活動協力(寄付等)についてはRSNまで。