ぱちんこ・パチスロの遊技に関する依存及び依存関連問題解決の支援を行うことを目的に活動している特定非営利活動法人リカバリーサポート・ネットワーク(西村直之代表)は、「遊技事業関係者を対象とした精神的ケアのサポートサービス」開始を発表した。今回の震災で、遊技関連産業も大きな被害を受けたことが、日を追って明らかになっていることを受け、被災した数多くの従事者または家族の方など関係者に向け、精神的なケアの行い方や留意点などについて、情報の提供とアドバイスの提供を開始する。「遊技関連産業は、地域に密着し、地域産業、雇用などに留まらない社会資源です。まずは、身近な従業員や関係者のケアを通して知識や理解を深めて頂き、今後の地域の人たちの精神的ケアの支援まで広く社会に還元して頂ければ幸いです」と呼びかけている。
○記
対象/
(1)「東北地方太平洋沖地震」において被災された遊技事業関係者およびそのご家族
(2)被災者支援、地域支援に関わっておられる遊技事業関係者
内容/e-mailによる精神的ケアにかかわる情報・実施方法などについて助言および情報提供
目的/遊技事業関係者支援を通して、精神的ケアに関する情報や実践の方法を他の被災者に伝え、間接的支援の一助とする。
問い合せ先/リカバリーサポート・ネットワーク事務局、相談専用メール(help@rsn-sakura.jp)。なお、本プロジェクトは、PTSDに関するトレーニングを受けた精神科専門医、精神保健福祉士、臨床心理技術者の協力によって行なっています。