RSN 東京にアセスメントセンター開設を計画

ぱちんこ依存問題相談機関のNPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は4月23日、全日遊連の理事会後の記者会見に西村直之代表(写真)が出席し、毎年調査集計しているぱちんこ依存問題電話相談事業報告書を発表。その際、東京にアセスメントセンター開設を計画していると公表した。

それによると、年間電話相談は3000件を超え、そのうち8割以上が本人という状況になっている。従前は、客観性を重視し電話相談のみだった。それは直接(面談)相談で何が出来るのかが、課題となっていた。相談の月日が経過し、そろそろ次のステップとして、「詳細な聞き取り、評価」を行うため、試験的に進めていく時期に来たと判断。「板橋地区で開設準備を進めている」という。駆け込み寺的なものではなく、あくまでも電話相談の中で、二次的な受付窓口を想定しているとし、今秋にも発足の予定となっている。