一般社団法人パチンコ・チェーンストア協会(佐藤公平代表理事)は8月27日、ホテルニューオータニ・鶴の間において、「パチンコホールの香港証券取引所株式上場について」と題して、セミナー、懇親会を開催した。
基調講演に立った佐藤洋治社長(DYJH)は、8月6日香港証券取引所に上場できたことを報告。「パチンコオペレーター企業の第1号として株式公開の道筋ができたと自負している。これから、どしどし公開を目指して欲しいと思っています。そのことが、日本におけるパチンコの社会的評価、そして社会へ開かれた企業として貢献できることにつながる」と開催趣旨、上場の経緯と総括を伝えた。
その後、上場の間、香港現地で公開に向けた手続きなどを担当した弁護士事務所7社、財務会計10社、証券会社3社、その他7社の計27社の代表6社を招き、関係者によるスピーチ、質疑応答をおこなった。なお、同社公開の経緯は「ダイナム香港上場【IPO】1年間の軌跡 パチンコ業界最大の革命を追う」(日経BP社)にまとめられ、9月10日発刊される。
夕刻からの懇親会の席上では、平成元年(89年)、ホール企業の株式公開を目指そうという有志が集まった「株式準備協議会」(6社会)の時期から、同じ志で取り組んできた庄司正英社長(ピーアークホールディングス)が佐藤社長の偉業を共に喜ぶ祝辞となった(写真)。