PCSA 学生懸賞エッセイ・最優秀賞に星川吉徳氏(尚美学園大学)

一般社団法人パチンコ・チェーンストア協会(金本朝樹代表理事)は5月23日、定時社員総会の席上、大学生を対象とした第9回懸賞アイデア・エッセイの審査結果 ・表彰式を開催。最優秀賞は、星川吉徳氏(尚美学園大学)、優秀賞は3編・佐々木憂氏(広島工業大学)、寺内拓也氏(専修大学)、緒方慶氏(帝京大学)が選ばれた。

最優秀の「回胴式遊技機・ぱちんこの技術的要素がもたらすアミューズメント化についての研究」は、遊技機業界の歴史を紐解き、現状の問題点を分析し、今後の方向性を示した。ギャンブルからアミューズメントへのシフト、タイアップ、インタラクションといった付加価値を楽しめる遊技機。主に遊技機サイドから調査と考察を進め、技術的要素とアミューズメント化による改革提案を試みた。

受賞できたことに星川氏は「私がこの論文を書き始めたのは9ヶ月前。パチンコをする人、しない人の区別なく読んでもらえるような論文を書きたいと思った。私は大学入学とともにパチンコユーザーの一人として4年間過ごした。在学中だけでも、様々な遊技機が市場に導入された。しかし、実際に行くパチンコ店で遊べる遊技機はほんの一部。そして遊技機の歴史を調べるほどに、様々な遊技機が存在していたことを知った。論文を書いていたころは、学生だったが、この春、夢コーポレーション(株)に入社することができ、晴れて業界人なれたことを嬉しく感じている。これからの経験や知識を再動員させ、この論文テーマを書き続けていきたい。多くのインタビューを行うことができ、協力いただいた方々に重ねて感謝申し上げます」と述べた。