PAA  換気映像の取組みに拡散協力

一般社団法人ぱちんこ広告協議会(大島克俊理事長・写真)は、10月の活動状況について発表した。

■理事会
PAAは10月28日、東京・高田馬場BSホールにおいてウェブも並行して開催。大島理事長は冒頭挨拶において、コロナ禍は、まだまだ予断を許さない状況でもあるため、引き続きオンライン、オフライン同時開催を続けていく考えを示した。また、11月の社員総会に向け、新しい生活様式に柔軟に対応していける活動方針等取りまとめ中とした。今回、全国遊技場青年部連合会の岩下昌功部会長(熊本)を招き、パチンコホールの換気実験について聞く機会を設けた事を報告。ホールの換気環境は商業施設の中で最も進んでいる事を見える化したす素晴らしい取組みであると、PAAもできる限りの協力をしていきたいと挨拶した。

業界情報の共有において、篠原弘志相談役(パチンコ・パチスロKAI総合研究所)からは、高射幸性遊技機の撤去に関わるいわゆる通報制度の運用状況や、誓約書未提出による当該店舗への影響について、また、IR に関するパブリックコメント募集(10月9日から11月7日)の概要などを共有した。アドバイザーの茂木欣人氏(日遊協・風営法PT委員長)からは、10月19日から始まったいわゆる通報制度の運営、10月7日の朝日新聞夕刊に掲載された依存問題についての記事についてなど、共有した。zoom参加した岩下部会長は、10月26日に名古屋で記者会見した「パチンコホールの換気実証実験映像」について解説。PAAもこの一連の活動に賛同し、ファン向けを中心とした情報拡散に協力する事とした。

【主な活動報告】
①PAA-ADネットワークWGでは、広告効果をさらに向上させるため、販売可能枠増加が必須となっている。掲載パートナーの募集強化実施のため説明会などを 11月17日に開催予定。
②ギャンブル等依存問題検討WG(10月15日開催)
メディアチーム…PASSを活用し、PAA会員の知識向上と情報共有の強化を決定
セミナーチーム…PAA会員と業界従事者に向けた、依存問題理解を深めるための勉強会開催を企画
③広告・宣伝WG(10月16日開催)は、「広告動向と意識の調査2020年版」作成に係るホール法人と、PAA会員・メディア企業を調査対象としたアンケートを開始。報告書を含めたこれら活動は、未来への提言につながる内容としていく考えだ。11月20日にアンケートを締め切り、12月中旬に発表の予定
④防災拠点ネットワークWGは、周知活動を開始。PAA-ADネットワークとも連動し、説明会を開催。加盟店が利用する告知ツール作成や、販売プラン等を企画中

■新規入会企業1社の入会により会員企業60社(2020年10月現在)
(株)イロドリ(代表取締役/嶋崎雄基氏)
本社/東京都台東区
業種/ウェブサイト・動画制作、各種システム開発
■第4回社員総会開催予定
開催日時/11月30日 15:30〜16:00(東京・高田馬場 BS ホールとウェブ会議の並行開催)