一般社団法人ぱちんこ広告協議会(大島克俊理事長)は1月31日、白夜書房イベントスペース・高田馬場BSホールにおいて「ギャンブル等依存問題勉強会(第2回)」を開催した。
遊技業界に関わる広告事業者の集まる団体として、業界の重要課題の一つである依存問題をより深く正確に理解する事を目的としたもので、2019年8月28日に開催された第1回目に続く勉強会。講師として中村努施設長を招き、「ワンデーポートの取組みについて」をテーマに基調講演。依存支援の活動20年を通して、依存対策への問題意識を共有した。
大島理事長は、冒頭において、業界挙げた依存対策の取組みがはじまっている中で、PAA依存症問題対策ワーキンググループ(WG)を2019年に立ち上げた事を報告。PAAとして「何ができるのか」「何をしなければいけないのか」を議論する事で、問題意識を共有していきたいと述べた。
PAAWGでは、「ギャンブル等依存症」(法律用語)の正しい理解、依存問題対策を「つなげる活動(啓蒙啓発)」、「ホール様との連携、模索」というテーマで活動をしている。これまでの検討を踏まえ、今後PAAでは、啓蒙啓発の一環として、2月19日に和歌山遊協主催の「ギャンブル等依存問題を考えるセミナー」に協賛するなど、今後も活動を進めていくという。