一般社団法人ぱちんこ広告協議会(大島克俊理事長・写真)は6月24日、6月理事会をウェブ会議により開催した。
大島理事長は、「新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言が解除され、人の動きも幾分戻ってきた感がある。またホール団体は、当方が思うよりも早いタイミングで広告宣伝の一部緩和の決断を下した。とはいえ、地域ごとにコロナウイルス感染対策の状況は異なりそれぞれの判断があるため、PASSなどを活用いただき地域の実情に沿った広告宣伝を検討いただきたい。アフターコロナ、ウィズコロナの時代に必要となる広告の在り方を研究していきたい」と挨拶した。
続いて篠原弘志相談役(パチンコ・パチスロKAI総合研究所)からは、緊急事態宣言期間中の営業自粛への対応状況、解除前後の地方自治体との連携状況、そして政府によるセーフティネット保証、政府系金融機関・信用保証協会の融資や保証の対象業種にとなった事などに触れ、ぱちんこ業界の自主的な活動がより一層期待されていることなど問題を共有した。
【主な活動報告】
①“ファン”が選ぶパチンコ・パチスロ大賞2019受賞企業へ、トロフィー授与の報告
②会員の情報共有強化ツール PASS(ぱちんこ広告宣伝サーチシステム)の活用状況
③「PAA-AD」ネットワークWGが6月4日に開催、6月16日に販売代理店向け説明会の実施報告。今後も定期的に同説明会開催を予定
④ホール経営企業からの広告に関する問い合わせ受付フローの整備
⑤新型コロナウイルス感染症への対応方針
また、5月25日に、6月1日以降の広告宣伝について「全国緊急事態宣言解除に伴う広告宣伝自粛の一部終了について」とする会員向け文書を発出。営業再開されるホールの、地域の各々実情に沿った広告宣伝への配慮をその主旨としている。
なお、6月現在、会員は66社。