コンサルティング業務等を行う(有)NSPドクターは、2月8日に都内新宿区の貸し会議場において、「2012年NSP営業支援セミナー」を開催した。
セミナーは3部構成で、まず同社の能登氏が「広告規制の今だから学びたい”伝える力”」と題して講演。続いて同社原島氏が、「2012年スロットで勝ち抜く為の営業戦術」とスロット営業に関して具体的なセミナーを行った。最後に、パチンコライターの大崎一万発氏が、パチンコライターを招聘するホール営業の状況と今後について実例を上げながら紹介、解説した。
能登氏は、昨年8月に施行された広告宣伝に関する規制内容を改めて解説した後、顧客とのコミュニケーションを強化する方法などを紹介。原島氏は、2012年のスロット営業に関して、北斗の拳、押忍!番長2といったキーマシンが中心となる点は認めつつ、過信しすぎは禁物、と警告。各機種の玉利配分の適正化を図り、顧客の分析を慎重に行い増台を見極める必要がある、と語った。
大崎氏は、先の警察庁加藤課長補佐の講話での「ライターイベント」、「混雑予想日」など具体名を挙げての注意喚起に触れ、今後の見通しは不透明と前置きした上で、パチンコライターを招聘することでの単発の稼働上昇だけでなく、継続的に稼働貢献できるような方法を模索していく提案などを紹介した。