NHK ドキュメント72時間「青春のパチンコ台に会いたくて」

NHKのドキュメンタリー番組「ドキュメント72時間」において、東京・福生市にあるパチンコ・パチスロゲームセンター「タンポポ」が取り上げられた(11月4日放送)。

同番組は、放送予定回ごとのテーマに適うロケーション撮影適地を、番組制作者が予め「ここ」と定めた「とある場所」にて、定点観測的な撮影と取材を、丸3日間、延べ72時間に亘って行い、そこで出会えた不特定多数の一般人の中から様々な人間模様を抽出して、時系列で一つの群像に纏め上げるという手法で制作される。

今回、昔懐かしいパチンコ台が並ぶお店。昭和から平成にかけて稼働し、その後、歴史に消えたパチンコ台などが約90種類。時間料金制で景品交換も無し。ギャンブルではないパチンコに連日大勢の人が訪れる。この台で青春時代を過ごしたという40代の会社員、成人した子どもと親子で楽しみに来る男性。思い出の台で打つことで、自分の歩みを振り返る人も。大当りの音が鳴り響く中、その胸のうちに耳を傾ける。

(C)NHK