NEXUSグループ 「食品ロス削減」と「脱プラスチック」対策を実施

NEXUSグループ(本社/群馬県高崎市)は、国連が定めた「持続可能な開発目標」SDGs活動への取り組みの一環として、「食品ロス削減」と「脱プラスチック」対策をスタートした。

■「食品ロス削減」フードロスを削減しよう
同社の飲食事業部では、続くコロナ禍において飲食店への営業時間の短縮や休業要請の影響を受け、多くの食材が行き場を失った事で、フードロスに対する意識が高まり、2020年度には社会貢献の一つとして「子育てママ応援企画」お弁当100食を無料配布するなど、行き場を失った多くの食材を活用してきた。これらの活動を通して多くの学びを得た事で「食品ロス削減」対策を事業部規模で、NEXUS SDGsプロジェクトの一環として取り組んでいく。具体的には①各店舗毎に発注数から実際の提供数を数値化し、過剰発注を削減。②今後の取り組みとして食事提供の量をカスタマイズ出来るように。③食品廃棄ロスに対して、提供前の廃棄を削減する。④各月での廃棄した量をグラム単位で数値化し共有する。

「フードロス(食品ロス)」は、本来食べられる食品なのに捨てられてしまう事による損失を指す。大きく2種類に分けられ、食品製造・卸・小売業、外食産業など事業活動によって出る「事業系フードロス」と、家庭から出る「家庭系フードロス」がある。世界の食料廃棄は年間約13億トンで、人の消費のために生産された食料のおよそ3分の1の食料が破棄されているといわれている。

■「脱プラスチック」環境にやさしい紙マドラーの使用
D’STATIONのコーヒーサービスでは、プラスチックごみの問題に対する取り組みとして、2022年1月から全ての店舗で「コーヒー」のマドラーをプラスチックから、環境にやさしい紙マドラーに変更。これは、小さな一歩だが、社会課題解決のためにできる事を、一つひとつ丁寧に取り組んでいきたいと考えている。