第192回国会・衆議院内閣委員会は11月30日、午後1時30分から超党派・IR議連提出の「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案」(189国会衆20)について秋元司内閣委員長(IR議連・副幹事長/自由民主党・無所属の会)の職権により審議入りした。IR議連を代表して、細田博之会長(自由民主党・無所属の会)、岩屋毅幹事長(自由民主党・無所属の会)、西村康稔事務局長(自由民主党・無所属の会)、小沢鋭仁副会長(日本維新の会)、松浪健太副会長(日本維新の会)が答弁に立った。
29日内閣委員会の理事会で、民進党と共産党が欠席する中、審議入りを決めたところから、当日は民進党委員は欠席(緒方林太郎理事、神山洋介理事の2理事、井出庸生委員ら 6委員、その中、高井崇志議員はIR議連)。審議時間165分間の中、民進質問時間40分を無音で過ごした。質疑者は、IR議連の谷川弥一議員(自由民主党・無所属の会)、IR議連の佐藤茂樹副会長(公明党)、IR議連・浦野靖人事務局次長(日本維新の会)。通常、与野党合意により付託を決めるのが通常であり、島津幸広議員(日本共産党)は、強行審議入りを強く非難していた。
国会会期は12月14日まで延長されるが、IR推進法案は、今国会の成立は不透明といえ、IR議連の顔を立てた状況のスタートとなった。