神奈川県横浜市にIRの実現を目指す[横浜]統合型リゾート産業展実行委員会は1月29日〜30日、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で「第1回横浜 統合型リゾート産業展」を開催。IR誘致に向けた気運づくりを両日展開した。
10時開場に際し、オープニングセレモニーでは、24社・団体がテープカットを行った。主催者を代表し、堀正人実行委員長は、「この展示会は在横浜の13の経済団体で構成されるIR横浜推進協議会との共催のもと、6社のIRオペレーター企業の全面的な協力をいただき開催の運びとなりました。日本は観光先進国を目指す中、日本にIRという産業が誕生する事になります。そのIR産業を創造支援・持続的な成長を支えるビジネスプラットホームになるのが本展です。横浜IRでは、3世代の親子が安心して楽しめる場所を目指しています。いわば未来型の横浜らしい成長型のIRです。本展示会では、IRをゲーミング(カジノ)という先入観を払拭していただき、正しいIRをPRできる機会にしたい」と開催趣旨を述べた。また、川本守彦代表幹事(IR横浜推進協議会)からは、「IRへのきちんとした認識・認知、IRが横浜にどういった影響を与えるのか、機運醸成が図れるようにしたい」と述べ、横浜IRスタートにしていきたいと共催の意義を伝えた。
「第1回横浜 統合型リゾート産業展」に協賛したIR事業者は6社。①メルコリゾーツ&エンタテイメントジャパン②ウィン・デベロップメント③セガサミーホールディングス④ゲンティン・シンガポール⑤ギャラクシー・エンターテインメント・ジャパン⑥ラスベガス・サンズ
その他、統合型リゾートに関連する企業40社が出展した。大林組、鹿島建設、清水建設、大成建設、竹中工務店などの大手ゼネコン。東芝、日本電気、パナソニック、富士通、三菱電機など大手総合電機メーカーが様々な提案企画を打ち出していた。今回の出展傾向で、「統合型リゾート」というテーマに特化した印象で、エンジン施設として位置付けられるカジノ関連について、ゲーミング機器等の展示は皆無だった。
賑わう会場内
関係者によるテープカットにより開幕
開場とともに多数の来場者が入場した
セミナー会場は満席の状態となった