ダイコク電機グループのDAXEL(株)(本社/名古屋市中村区)は7月31日、新機種「ささみさん@がんばらないすろっと」の発表に伴い、都内千代田区のパセラリゾーツAKIBAマルチエンターテインメントにてプレス発表会を開催した。
冒頭、壇上に上がった栢森秀行会長は、高い射幸性をもった機種が業界を牽引してきたという現状を述べた後、「しかし最近は業界がジリ貧状態となりファンも疲弊してきました。この様な現状の中、求められるのはファンを疲弊させず長時間遊ぶ機械です。DAXELは突き抜けた射幸性をひたすら求めるのではなく、夢のある遊びやすさを今後追求していきたい」と挨拶。そして本機に関して、大画面全面液晶と大容量64ギガロムを搭載する事で、コンテンツの魅力を最大限にユーザーに伝えられる工夫を凝らしたと述べ、パチスロに原作全12話を詰め込む事で作品への理解を深め、より楽しめるマシンに仕上がったとPRした。
本機のスペックは純増2.0枚/G擬似ボーナスをループさせて出玉を獲得していくART仕様。擬似ボーナスは約204枚獲得の「(スーパー)がんばる@ボーナス」と、平均80枚獲得の「がんばる@ちゃんす」を用意。ボーナス中にいかに次回ボーナスストックを獲得(1G連)するかがゲームの鍵となる。この様なタイプの場合、ボーナス中のレア小役等がストック獲得の契機となるが、本機では“がんばらない”事が一つのキーワードとなっており、ベル等によるポイント獲得や、規定G数毎に訪れる演出成功といった要素がストック獲得のメイン契機となる。
通常時は333G毎にボーナス抽選を行う周期システムを採用。レア小役等を契機に次回周期までのG数を表示するとともに、様々なチャンスでゲーム数を減算していく「NeXTチャンス」が訪れる。カウンターの数値が0になれば前兆ステージや自力解除ステージに突入し、見事成功すればボーナスという流れだ。「NeXTチャンス」中にはG数減算特化ゾーン「あまZONE」をはじめとする様々なゲーム数減算チャンスが用意されているほか、0Gを越した場合のゲーム数は次回周期に繰り越されるなど無駄ゲームの無い仕様となっている。