今年2回目の開催となる「AnimeJapan 2015」は3月20日、東京ビッグサイトの会議棟1Fレセプションホールにおいてビジネスエリアを開幕した。昨年11万人余の来場者を記録した同フェア、先行する形のビジネスエリアはアニメ関連ビジネスに関わる有益な情報や商談機会として新設したもの。出展ブースでは、SANKYO、そして『牙狼<GARO>』を打ち出す東北新社など35社がアニメ関連ビジネス市場の拡大に向け発信していた。
一般社団法人 日本動画協会「アニメ産業レポート2013」によると、アニメ産業市場(ユーザー市場推計/広義のアニメ市場)は、1兆4913億円(2013)と推計。その中、パチンコ・パチスロにおけるアニメ作品を使用した台の出荷推計値による「アミューズメント(遊興)」部門は、2427億円と推計。
3月21、22日からは一般ファンの来場できる「メインエリア」(東1〜6ホール)が開幕する(当日券・2000円、小学生以下無料)。出展ブースは130社余。最新アニメ作品の発表やトークイベント等のRED、GREEN、BLUEの各ステージは2日間で41公演。自由に観覧可能のAnime+ステージは10公演。セミナーステージ10、オープンシアター24、コスプレイヤーズワールドなど、多彩に催される。