アジア・アミューズメント開発(株)(略、AAD)は11月25日、帝国ホテルにおいて、フィリピン新遊技場展開記者発表会を開催した。
席上、11月23日に地元フィリピン市より遊技場営業許可がおりたところから、12月中旬にオープンの運びとなったことを報告。設置するフィリピン版パチンコ遊技機を披露した。筐体は、高さ180センチ位で、盤面部分は大型液晶、操作部分は電動ハンドル型の操作部の他、パチスロのレバー、3個の停止ボタン、ベットボタンなどを装備。パチンコ風、パチスロ風、ビンゴ風のゲームが選べ、ポイントは専用ICカードを挿入して、遊技できる。
AADの代表取締役会長を務めるのは田守順氏であり、(株)アミュゼクスアライアンスの代表取締役として知られている。本来は、日本のパチンコをそのまま輸出して、新たな市場創造を目指す試みでスタートしていたが、様々な輸出入の障壁があるところから、現地法人によるフィリピン新遊技場というアプローチで、約2年余をようし、このほど具現化できたことを発表した。
同日午後からは、フィリピン新遊技場展開セミナーを業界関係者らを対象として開催。AAD代表取締役社長の山崎竜氏が、新事業展開までの流れとマシーンについてなど、新遊技場の可能性について説明した。12月中旬のオープンに併せて、現地視察ツアーを企画しており、田守代表が案内する。新遊技場ならびにツアーについてのお問い合わせはアミュゼクスアライアンスまで。
記者会見に臨んだAAD関係者、左より吉野取締役、田守会長、山崎社長