一般社団法人 日本遊技関連事業協会(西村拓郎会長)の人材育成委員会は1月29日、令和6年度「第4回女性活躍推進フォーラム」を開催した。会員ホール企業など20社から女性正社員29名、会員企業の人事、総務などの担当者など総勢67名が集まり、6チームにわかれて最終となるプレゼンテーション(成果発表)を実施した。
最優秀は、Eグループ(写真)の「パチンコカー×Z世代に刺さるSNS戦略」が選ばれた。EグループBreaktimeチームは、Z世代を潜在顧客ターゲットとして、趣味としてのパチンコファンをもう一歩、直接触れるきっかけ作りによりアプローチした。パチンコカーをシンボルに遊技体験の提供、さらにSNSを活用して遊技の楽しさを共有し、集客(増客)という面から練りこんだ企画。パチンコカーの例では、山本ビル(北海道旭川市)の2013年より移動式の体験カー活動を参考にして、おしゃれなキッチンカーのようなパチンコ体験の提供を進めていく。機動性を生かして、各種地域のイベント(祭り・縁日)などや大学の催しなどアプローチを想定している。そのパチンコカーのイベントの模様はSNSを介して広く発信して、身近なホールへと誘引していく。
同フォーラムは、女性活躍のテーマに絞り、学びと創造の場として平成27年度から開始。女性も働きやすい環境、キャリアを描ける風土、女性が一層輝く企業、業界づくりの一環として人材育成委員会が企画開催している。会員企業の枠を超え女性社員同士が一緒に現状の課題抽出や改善策の模索、キャリアプラン、ワークライフバランス等について考え、それを自社において広める側になれるよう養成している。令和2年度からコロナ禍という事で、Zoomにより開催していた。令和6年度は5年ぶりにリアル開催となった。