東京都八王子市内のパチンコホールが加入する八王子遊技場組合(阿部恭久組合長)は11月22日、市内のSAP日野ボウルにおいて、「ふれ愛ボウリング大会」を開催した。この大会は、障がい者とその家族の方がこの八王子の地で、安心してその人らしく暮らせるための活動をする福祉事業所(八王子いちょうの会)の利用者らを招いたチャリティイベント。ボウリング大会の開催は今回で28回目の開催となった。
菅一哲会計担当(八王子組合)、第1回から協賛の中川喜博社長(西都ヤクルト販売)、八王子いちょうの会の山川徹理事長が、それぞれ開催が継続できていることの意義と感謝を込めた。招待されたのは社会福祉法人・八王子いちょうの会が運営する5事業者の利用者120名。参加者は、バンパー付きのレーンでプレイに興じた。また、投球が難しい参加者には補助台が用意された。ストライクやスペアが出ると笑顔やハイタッチを交わす姿が見られ、楽しい時間を過ごしていた。
発足して60年余を迎える八王子いちょうの会の山川徹理事長は、「この日を楽しみにしていた。今日は普段の事業所で見るのとは違った楽しそうな表情・アクションをたくさん見ることができて良かった」と大会の継続と招待に感謝の意を重ねていた。また、いちょうの会の担当所長からも重ねて謝意が述べられた。
なお、八王子社会福祉協議会への寄付金贈呈式も予定しており、12月6日、八王子市役所に届ける予定となっている。