全商協所属の東日本遊技機商業協同組合(中村昌勇理事長)は11月17日、東京・銀座のブロッサム中央会館ホールにおいて開催した「第22回子どもの虐待死を悼み命を讃える市民集会」に参加し、東遊商組合員とその家族等70名が参加した。
東遊商では、ホール駐車場における幼い命を守るため、ホール駐車場の巡回運動を2007年より行っているが、これは幼児虐待の問題として広く啓蒙し、児童虐待のない社会に貢献していくため、2011年の創立50周年を機に、NPO法人児童虐待防止ネットワーク(川松亮理事長・明星大学常任教授)の活動に協力している。市民集会では、川松理事長、吉住啓作支援局長(こども家庭庁)が、活動の意義について挨拶した。
この1年間(2023年)に虐待により尊い命を奪われた34名の児童について全員で黙とうを捧げた後、「赤ちゃんポスト、内密出産を通じて見えてきた不都合な真実」について、蓮田健氏(慈恵病院理事長兼院長)から講演があった。その後、京橋公園前より隊列を組み、銀座から日比谷公園まで鎮魂の行進を行った。参加した組合員も多数合流し、オレンジリボンのマークを身に着け、子どもの虐待防止に対する想いを胸にのぼりやプラカードを持ちながら、子どもと子育てにやさしい社会づくりを呼びかけた。日曜日の夕方という事で多くの人が集まる銀座の中心街を行進し、オレンジリボン運動の啓蒙活動を行った。
東遊商では、オレンジリボン運動について児童虐待が無くなるまで継続して啓蒙していくことに意味があるとしている。