大阪遊協 タージン隊長先頭に特殊詐欺防止を呼びかけ

大阪府遊技業協同組合(平川容志理事長)は10月11日より、「安全・安心まちづくりキャンペーン」を開始した。今回は、特に特殊詐欺(オレオレ、還付金、金融商品、ロマンス詐欺など)の被害が例年より増えているところから、ATMにおいて携帯でやりとりしている高齢者への一声活動や、おかしいと思ったらすぐに通報するといった日ごろの防犯意識を呼びかけた。

キャンペーンは大阪府内の各地域で行われる「全国地域安全運動」(毎年10月11日~20日までの10日間)に併せ、組合で製作した特殊詐欺被害防止等の啓発グッズを地域住民に配布するという取組み。啓発グッズ寄贈だけでなく、組合挙げて地域が連携して防犯への意識を呼びかけようと始まったキャンペーンは2008年から始まり、キャンペーン隊を結成。コロナ禍により休止していたが、昨年から再開し、府下の全8カ所にて実施する。ロケの神様と称されるタレントのタージンさんをキャンペーン隊長に任命し、軽快なマイクパフォーマンスとともに各会場に訪れた地域住民に防犯意識や特殊詐欺被害防止を訴えた。

キャンペーン初日となる11日は、今年3月23日に開業した北大阪急行電鉄南北線の箕岡萱野駅(大阪府箕面市)すぐ近くにある「みのおキューズモール」のイベントスペースで開催した。一日署長のタージン隊長は集まった買い物客に、防犯意識を更に高め、犯罪ゼロの街を目指して欲しいと訴えた。その後、タージン隊長や大阪遊協関係者、地域の防犯ボランティア、そして箕面警察署、箕面市の担当者たちと防犯啓発グッズを手渡した。午後からは、城東区民センターでキャンペーン隊が出動、地域が一体となり防犯意識を持って、安全・安心なまちづくりを呼びかけた。

■スケジュール
10月11日/箕面支部
10月11日/城東支部
10月17日/曽根崎支部
10月18日/泉佐野支部
10月18日/柏原支部
10月19日/吹田支部
10月20日/河内支部
10月20日/寝屋川支部

大阪府遊技業協同組合