九州地区遊技業組合連合会(松尾道彦会長)は6月27日、開催県である鹿児島県の城山ホテルにおいて、定時総会を開催。役員選任では、松尾会長を再選し、九州全遊協の団結力をあらためて確認した。
席上、九州遊連として松尾会長は、108回の総会が開催でき集えたことに感謝した。コロナ禍が緩和されて1年になるが、諸物価高騰の中、「業界は貸玉料金の値上げはできない中、これまでの利益の中から経費を捻出するしかありません。人件費、遊技機の高騰する中、大変に厳しい経営状況が続いています。全国の組合員数は、ピーク時から3分の1となる6000店舗になっています。私たちは業界を挙げて社会貢献を行い、依存対策等、正面から向き合ってきました。九州地区は自己申告・家族申告がほぼ100%という状況です。これからは、若年層含めてファン開拓に向けて、パチンコの魅力を発信していかなければなりません」と呼びかけ、遊びの力で社会を元気する!と呼びかけた。
来賓挨拶では、阿部恭久理事長(全日遊連)が代表挨拶。業界は未だに厳しい情勢にあるとして、行政との連携はもとより、議員連盟のご理解もあり、諸課題については一つひとつ取組んでいくと示した。また、「パチンコ・パチスロ産業合同祝賀会」が6月24日、東京・赤坂のホテルニューオータニで開催され、遊技産業議員連盟から田中会長以下49名、秘書11名の計60名を含め、パチンコ・パチスロ産業に関わる関係者ら約600名が参加し、盛大に開催できたこと等を報告。「これからも政治の力を活用して参りたい」と協力を呼びかけた。その際にパチンコ・パチスロのパーパスとして「遊びの力で、心を元気に。」を発信して、プロジェクトがスタートしたとした。
議事においては、すべて原案通り承認。役員選任では、松尾会長を再選し、九州全遊協の総親和を確認した。