公益財団法人 大遊協国際交流・援助・研究協会(南條智宣理事長)は6月14日、大阪市中央区のホテルプリムローズ大阪において、令和6年度の日本人留学生(交換留学・4年留学)を対象とした奨学金受給者を選考すべく面接を行った。
財団ではかねてより外国人留学生に対する奨学金支給事業を行っているが、2020年より新たに日本から海外の大学へ留学する日本人留学生に向けた奨学金支給事業をスタート。府内の各大学からの推薦を募って、交換留学を対象とした奨学金の選考では、5名が面接を受けた。さらに4年留学を対象として、5名(高校卒業生含む)が面接を受けた。
面接当日は学識経験者の金森徹氏、奥埜良信氏、大遊協からは野口賀蔵氏(副理事長)が面接官を担当。午前(交換留学)と午後(4年留学)の部に分け、一人ひとり丁寧にヒアリングを実施した。面接では主に学生それぞれ、問題意識、専攻科目や海外留学の目的、奨学金の必要性などが問われた。財団では事業を通じて国際交流の推進と国際都市大阪の発展に寄与する事を目的としており、候補者たちが留学を通じて、更には将来的にどのような形で国際的な貢献を行えるかなども問われていた。