群馬遊協 組合創立60周年で県に100万円寄贈

群馬県遊技業協同組合(森山秀夫理事長)並びに群馬県遊技業防犯協力会は6が3並びする令和6年6月6日、前橋市の前橋商工会議所会館において組合創立60周年を記念し、群馬県に100万円を寄贈した。この浄財は児童虐待防止対策資金として活用される。

記念式典の冒頭、森山理事長は山本一太知事に100万円(目録)を贈った。山本知事はそれに対して感謝状を贈呈した。森山理事長は、組合創立60周年を迎えることができたと県民、業界関係者に向けて深甚なる感謝の意を伝えた。「社会情勢の変化に対応し、少子高齢化の中でパチンコの立ち位置を模索し、のめり込み問題など業界のかかえる社会的課題に県の指導のもとしっかりと取組んでいきたい」と健全営業のもと、地域に根ざした営業を誓った。

山本知事は、長年の県政に対する協力支援を含め、今回の児童虐待防止対策への寄付について謝意を述べた。「児童虐待行為は子どもの未来を奪う行為であり、決して許されるものではありません。県では、行政と地域が一体となって児童虐待に取組むためその対策条例を施行しました。今後も各種施策を通じて虐待を一つでも減らしていきたい。今回のご寄付につきまして、有効に活用させていただきます。その他、県として子ども施策に広く取組んでいます。子どもへの支援を継続して拡充していきます。引き続きお力添え賜りますようよろしくお願い致します」と群馬遊協の60周年を祝した。

来賓祝辞では、小川晶前橋市長、安孫子哲群馬県議会議長、西山徹生活安全部長(群馬県警)、阿部恭久理事長(全日遊連)が組合創立60周年を祝った。

同組合は昭和26(1951)年3月、群馬県打球組合連合会として発足し、昭和28年5月、群馬県遊技業場組合連合会に改称。また昭和41(1966)年3月、中小企業等協同組合法に基づく群馬県遊技業協同組合として認可、創立60周年を迎えた。

なお、当日開催した定時総会においては、森山理事長を4選した。

群馬県遊技業協同組合