広島県遊技業防犯協力会連合会(延川章喜会長)の広支部(山本基甫支部長)は5月22日、全国的に強盗事件が多発する中、支部傘下2法人5ホールを対象に、広島県警察広警察署と合同で、呉市の「ニューグランド」店舗及び駐車場において、強盗事件対応訓練を実施した。
訓練には、広支部から20名、広警察署からは生活安全課の檜山課長などが参加した。想定内容は、閉店後、待ち伏せしていた犯人(男二人組)が店内に侵入し、従業員を事務所に押し込んで連行し現金を要求。犯人は現金を奪って事務所を出た後、付近に停めていた車に乗り込み逃走した。従業員1名は犯人が逃走直後に110番通報、もう1名の従業員が逃走車両の特徴、逃走方向を確認し、110番通報中の従業員に伝達するというもの。訓練内容としては、①110番通報要領②臨場警察官に対する被害状況③目撃状況の説明④「カラーボール」の投てき訓練⑤「さすまた」の使用方法などが行われた。