岡山県遊技業防犯協力会(千原行喜会長)は3月8日、岡山県警察本部において、防犯対策用電話録音機100台贈呈し、また岡山県警との検討会を実施した。
防犯対策用電話録音機の贈呈は、同協力会と岡山県警が2017(平成29)年9月20日に協定締結した「犯罪の起きにくい社会づくりの推進に関する協定」に基づくもので、千原会長が公益社団法人岡山県防犯協会の島村裕史専務理事へ同録音機100台分の目録を交付した。その後、同録音機は岡山県警察本部に渡され、希望する家庭に配布される。
千原会長は、「残念ながら特殊詐欺の被害は増加傾向と聞いている。安全安心のまちづくりに役立ててほしい。また、被害者の方は貴重な財産を特殊詐欺でとられて、大変お困りになっていると思う。ぜひ贈呈した電話録音機を予防の一助として、役立てていただければと思う」などの考えを伝えた。
また、検討会では、千原会長のほか、三澤幸芳専務理事、光本秀兵常務理事、李光辰理事、県警からは生活安全部の河合弘文部長、生活安全企画課の難波隆弘課長、犯罪抑止対策室の小野田厚室長が出席した。検討会は同録音機の贈呈同様、協定に基づいて実施された。組合からは、防犯対策の取組として岡山県警から依頼された「自転車鍵かけ」「闇バイトの怖さ」などの犯罪被害防止啓発動画をデジタルサイネージで広報活動、ホール内防犯カメラ映像の提供などについて報告。県警からは、現在の犯罪発生状況などについて説明があった。