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一般社団法人 日本遊技関連事業協会(西村拓郎会長)は3月14日、日遊協本部会議室において、定時理事会を開催した。
記者会見において西村会長は3月13日に21世紀会を行い、6月24日に13団体合同懇親会を開催する予定になったと報告した。これには、遊技産業議員連盟(自民党)の議員の出席を求め、遊技業の存在意義について共有する会とするとした。日遊協は、業界の「健全化」「近代化」「適正化」そして「社会的地位の向上」を旗印に設立された団体であり、その設立目的が前進しているとした。
【主な質疑】
■「広告宣伝ガイドライン(第2版)」の発出について
座長を務めた御手洗伸太郎専務からは、もっと早くとりまとめたかったが、団体間・行政との折衝など、様々な意見を取りまとめることも重要であり、今回発出できたことに安堵したとした。これにより、健全化の一助として、業界のイメージアップにつながればと感想を述べた。3月13日の説明会(参加者約400名、3月15日には約200名参加予定)では、賞品及び総付け景品の明確化、第三者による取材に関する広告宣伝についての定義など問題共有されたという。
■新たに盛り込まれた重点推進事項(案)について
2024年問題への対応、「スマートPLAYスタイル」の推奨、遊技による認知症予防効果の検証・研究などを掲げる予定。「スマートPLAYスタイル」は、①上限金額を決める、②空いた時間に遊ぶ、③周りに嘘をつかないなど三つを心がけることで健全な遊技を提唱していく。
■日工組「KIBUN PACHI-PACHI 委員会」活動に関連して
日工組のTVCMでは、テレビ局の放送コードの関係もあろうが、公営競技や宝くじなど宣伝している中でも、パチンコ業は制約のある現実がある。業界として足並み揃えて、対応していく機運にあるとした。
■改選期について
本年は役員の任期が満了するが、若手の登用を進めるよう努めている。また加盟団体の拡充にも注力していきたい。
【承認案件】
①令和6度事業計画及び重点推進事項(案)に関する件
②令和6年度収支予算書(案)に関する件
【報告案件】
①支部活性化会議の審議状況について
②広告宣伝ガイドライン第2版発出(2月29日)と会員説明会(3月13日)について
③パチンコ・パチスロファンアンケート調査 2023(速報版 パチスロプレイヤー調査 2023)
④遊技業界データブック 2024 について
⑤広報調査委員会(広報力向上シンポジウム)/日工組「KIBUN PACHI-PACHI 委員会」活動の共有など
⑥依存問題 PT／自己申告・家族申告プログラム一括申請について
