神奈川県遊技場協同組合(伊坂重憲理事長)と神奈川福祉事業協会(伊坂重憲会長)は3月5日、神奈川県庁において、災害救護活動などに使用する救援車両1台(日産キャラバン・300万円相当)を日本赤十字社神奈川県支部(黒岩祐治支部長/県知事)に寄贈した。これにより、救援車両等はのべ37台(1億110万円)となった。
寄贈式には、伊坂理事長、小林昇副理事長(福祉事業協会理事)、佐藤信晶専務理事(福祉事業協会理事)らが出席。黒岩祐治支部長/県知事ら関係者が出席した。すでに令和6年能登半島地震の珠洲市の被災地においてスタッフ(医療救護班)の災害救護活動にも使用されており、2往復3319キロを走破して活躍している。
また、この功績に対して、日本赤十字社(清家篤社長)から感謝状を受けた。伊坂理事長は、「車両は経年劣化するものですので、毎年、車両を寄贈させていただいています。今回の能登半島地震の被災地の方々のために役立って欲しいと思います。私ども業界は厳しい経営環境にありますが、これからも国民、県民の皆様のために社会貢献活動を続けていきたい」と話した。
なお、神奈川遊協は、30年余にわたり赤十字の災害救護活動をはじめ、血液事業や医療事業など様々な支援を続けている。