gorakusangyo@876254925 
全国遊技機商業協同組合連合会(中村昌勇会長)は6月12日、ヒルトン東京お台場において、第35回通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選では、中村会長を再選した。
冒頭あいさつに立った中村会長は、4年振りにリアル総会が開催できたことに謝意を述べた。スマート遊技機の登場により、今後は多種多様な機種が期待されており、既存ファンの掘り起こし、休眠していたファンの呼び戻しなど、組合員一同は活性化に期待しているとして、組合として適正流通にこれまで以上に取組んでいくことを誓った。広告宣伝のガイドラインの趣旨に鑑み、全商協は周知徹底の一助になれたことを報告した。また、遊技機取扱技能センターによる第1回全国指導員養成研修会を開催し、取扱主任者の技術向上、人材養成に今後も努めていくとした。
警察庁生活安全局保安課より坂ノ上圭佑課長補佐が行政講話した。スマート遊技機など新たな遊技機が登場している中、適正な遊技機の流通が業界の健全化にとって要になると全商協の遊技機の点検確認の役割に期待した。
全4議案を上程、原案通り承認した。事業報告において、主な事業であるパチンコ中古機の取扱いについて、パチンコ機の中古機に貼付する確認証(紙)の交付状況は、件数で35万5426件、台数で53万7585台。前年比では件数で74.9％、台数で70.0％と減少の結果となった。認定機が13万7478件、32万1549台であった。
任期満了に伴う役員改選では、中村昌勇氏(東日本)を会長に再選した。再選となった中村会長は、組合運営は大変、遊技機取扱の販社の存在価値が問われているとし、「ホール店舗数、ホール従事者も減っています。しかし販社の数は減っていません。何とか食いつないでいる状況です。しかし今期の2年は継続できるよう知恵を集めなければならない。何とかこの業を守っていく環境を作っていかなければいけません。業界の情報を集めて、業界が連携して一丸となれるよう努めていきたい」と再選の誓いとした。
懇親会においては、阿部恭久理事長(全日遊連)、西村拓郎会長(日遊協)、榎本善紀理事長(日工組)、木村義雄前参議院議員が祝辞。小林友也理事長(日電協)の乾杯の音頭により、懇親を深めた。
【新役員】
会長／中村昌勇(東日本)
副会長／畠山和生(北海道)、高橋一則(東北)、山名 泰(中部)、小西哲也(関西)、山本基庚(中国)、植田 優(四国)、國分寿人(九州)
専務理事／佐々木勝司(東日本)
