神奈川県遊技場協同組合(伊坂重憲理事長)と神奈川福祉事業協会(伊坂重憲会長)は1月、今回で14回目となる福祉車両の助成先5施設について選定し公表した。
神奈川遊協は、社会貢献活動の一環として福祉車両の贈呈を継続実施している。同事業を広く県民へ周知を図るため、2008年からは神奈川県内において社会福祉法人が運営する社会福祉施設・財団法人などへ公募による福祉車両購入費助成希望を募るなどして贈呈先を決めていた。コロナ禍だった今回の選定では、公募が困難だったため、神奈川県共同募金会の把握する施設等に対する公募方式を実施し、児童福祉施設1件、障がい者福祉施設4件、合計5施設に対して寄贈先を決定した。これにより、寄贈台数は今回で延べ308台、助成総額は8億7000万円超になった。
なお、例年は、贈呈式(写真は昨年)の日程が企画されるはずだが、半導体不足のため納車の日程について目途が未定となっており、贈呈式典の予定についても未定という。この車両は、県内の多くの障がい者や高齢者の方々に活用されおり、この福祉車両の助成事業については、各方面から多くの期待が寄せられている。