全商協所属の関西遊技機商業協同組合(小西哲也理事長)は1月17日、大阪・心斎橋のホテル日航大阪において、新年臨時総会並びに代表者研修会を開催した。
先に行われた代表者研修会の冒頭、挨拶に立った小西理事長は、「世の中を見ると、ロシア・ウクライナの戦争は未だ収束が見えず、コロナ禍も丸3年が経ちました。これにより我々の組合行事も中止せざるを得ない状況となりましたが、今後はコロナの状況を見つつ、組合活動を進めていきたい。また、コロナの影響で組合員の皆さまの経営状況が大変厳しいということは理解しております。ただ、昨年秋にはスマスロが導入され、今年4月以降にはスマパチが導入予定となっております。我々は1台でも多くの機械を流通させることを念頭に活動していきたい」とし、組合員各位の理解と協力をお願いしたいと述べた。
代表者研修会では、大阪府社会福祉協議会より車イス寄贈に対する感謝状の贈呈が行われ、同協議会の田中常務理事より小西理事長に感謝状が贈られた。田中常務理事は関西の社会福祉協議会に対する支援に謝意を述べた後、「貴組合の車イス寄贈事業は平成24年から続けられており、大阪府にはこれまで100台を超える寄贈をいただいております。いただいた車イスは府内各協議会より様々な用途で使用されております。社会福祉協議会は皆さま方の寄付の中で活動しており、これからも継続した車イス寄贈をお願いしたい」と挨拶した。
研修会に移り、同組合顧問税理士である関西合同会計事務所の西棟税理士より、今年10月より実施されるインボイス制度についてのレクチャーが行われた。続き開催された臨時総会では、総会成立報告組合員数127名中出席114名、委任状出席9名の計123名出席で総会は成立。第1号議案「規約の一部改正の承認を求める件」について審議が行われ、説明解説の後可決承認され、第2号議案「法定利益準備金の組み替えの承認を求める件」について説明の後で可決、第3号議案の「字句の一部修正委任の件」も可決承認された。