(株)マルハン(本社/京都、東京)は、厚生労働省労働局より「次世代育成認定マーク(愛称・くるみん)」の4度目の認定を受けた。
同社では2019 年に3度目の認定を受けて以降(2019 年4月から2022年3月末まで)、次世代育成支援対策推進法に基づき「職務や勤務地等の限定制度」や「変形労働時間制等を活用した柔軟な働き方」「性別役割分担意識の是正のための情報提供・研修」の実施等に取り組み、これらの実績が評価され、4度目の認定を受けることができた。
くるみんマークとは、厚生労働省が「子育てサポート企業」として認定した企業に付与するマークのこと。認定を複数回取得している企業が増加していることから、取得回数が一目でわかるよう、取得回数に応じて星が増えていく「新くるみんマーク」もでき、同社は4度目の認定であることから「くるみんマーク」の星の数が4個となった。
■取り組み
①希望する労働者に対する職務や勤務地等の限定制度の実施
■実績
勤務地限定制度(※)の選択比率46.2%
・グローバル社員:2547名
・ブロック社員※:1759名
・ホーム社員※:426名
(2022年3月時点)
■取り組み
②変形労働時間制等を活用した柔軟な働き方の実施
■実績
・社内にてテレワークのトライアルを開始
・変形労働時間制の拡充(7.5時間シフト・8.5時間シフト追加)
・「イクボス宣言」の表明
・「テレワーク・デイズ2019」の参加登録
・間接部門および営業部門一部役職者にてテレワーク(在宅勤務)を解禁
■取り組み
③職場優先の意識や固定的な性別役割分担意識の是正のための情報提供・研修の実施
■実績
・働き方改革チームの発足
・評価指標見直し(ジョブ評価シート改変)
・「イクボス宣言」の表明
・「働き方改革中間報告会」を全国27会場にて計30回開催。店舗代表者および役職者(店長以上)1260名が参加
対象期間:2019年4月1日~2022年3月31日
なお次期(2022年4月1日から2025年3月31日まで)は、次の3つに取り組む予定。
①妊娠中や出産後の女性労働者の健康の確保について、労働者に対する制度の周知や情報提供および相談体制の整備の実施
②育児休業に関する規定の整備、労働者の育児休業中における待遇および育児休業後の労働条件に関する事項についての周知
③政府が掲げる「2025年までに年次有給取得率70%」を目指し、有休をとりやすい環境と管理しやすい仕組みを構築
【株式会社マルハン】