全商協所属の関西遊技機商業協同組合(小西哲也理事長)は、ホール駐車場における子どもの車内放置事故撲滅活動に協賛し、大遊協の協力も得て8月5日、同組合社会貢献対策委員会(西川直也委員長)の委員及び理事ら21名によるホール駐車場の特別巡回活動を実施した。
先日、神奈川県厚木市において、ホール駐車場ではないが、母親によって車内に放置された幼い姉弟が熱中症で亡くなるという痛ましい事件が発生したばかり。今年は各地で観測史上最高気温を記録するなど、酷暑が続いており、各ホールは駐車場における警戒を嚴にしなければならない。
集まった巡回活動要員は5班に別れて、大阪府内の各ホールに向かった。天候が不安定な中、巡回時間中は晴れ間が広がり、巡回要員は停車中の車内を1台ずつ点検して回った。幸い点検した店舗において放置事案はなかった。
西川委員長は、「先日も痛ましい事件が起きたばかりであり、どうしてもホール駐車場で同じ様な事案が発生すると、業界に対するバッシングも強くなる。その様な事が起きないように業界が連携していかなければならないので、この巡回活動はこれからも続けていきたい」と語った。