MIRAI 7月理事会について発表

一般社団法人MIRAIぱちんこ産業連盟(東野昌一代表理事)は7月13日、上野オーラムにおいて(拡大)理事会を開催(正会員55名・賛助会員44名/オンライン参加含)し、第26回参議院選挙の結果について報告。その後、審議を進め、記者会見を行った。

参議院選挙の結果について、東野代表理事は「応援してくださった方々に対し、残念な結果になった事をお詫び申し上げます」と述べた。投開票後の7月11日に全日本遊技産業政治連盟として振り返りを開催したという。「今回、全国各地で勉強会を行いました。前回参議院選挙のあった3年前。この間に業界は、機械の問題、コロナ禍など、大変な状況でした。そこから政治にも目を向け、その大切さを訴えてきました。結果、業界の就労人口よりも少ない得票数だった事が、執行部の一人としてショックでした。この悔しさを踏まえた上で、3年後に戦っていこうという反応です」と、政治の重要性を訴えていく姿勢だった。

【主な質疑】
●秋のオープンキャンパス(MIRAIの学校2022)について/10月24日~28日の5日間オンライン開催を予定。会員以外の参加も多く、また2021秋、2022春の参加状況から好評と判断し、継続していく事を決めた。「現在、講師陣について選考中であり、これまでにない人選やテーマを盛り込んでいきたい」と東野代表はオンラインによる開催意義を説明した。
●遊技機の販売方法について/一部の遊技機の(レンタル)販売方法は不公平な販売にあたるとして、批判が出ている件では、「世界的な半導体不足を背景にして、部材の高騰化など理解しているところです。ただし、高騰化した遊技機を導入すれば、それを遊技されるお客様にその負担が行く訳です。個人的にも高騰化は遊技産業にとってよい方向ではない。そういったところから、MIRAIとして法的な面でも精査しているところです。他にも、古い機械を下取り(買取)し、その台数分だけ販売するという手法などもあり、そうしたデータをまとめた上で、メーカー団体に対して紳士的に話し合いを計画している段階」と述べた。
●今回の参議院選挙の結果を受けて、風営法議連の活動について/予想だにしない出来事もあり、落ち着けば時代に適した風営法を求める議員連盟の活動は「今後さらにパワーアップした形で再開すると思う」(東野代表)。
●青年部活動/メンバーは若手の経営者も多い。一緒に活動を共有していく事で、学びの機会として有益な機会ととらえている。

【審議事項】
①8月夏季合宿・経営勉強会/8月23~25日、会場は札幌。木村俊昭教授(北海道活性化機構代表・東京農業大学)を講師に「地域創生・SDGsの本質」をテーマ。
②MIRAIの学校2022
③11月持ち出し理事会/11月9日~10日(大阪開催を予定)
④依存問題対策費用負担額の決議

【委員会・部会活動報告】
●MIRAI委員会/ホール4団体広告宣伝WT&遊技機検討・音量問題の検討
●社会連携委員会/8月30日広報担当者向けセミナー(広報支援研究部会)
●人材委員会/第1回店長塾第2講(6月16日)菅原和俊氏(Amz)による危機管理について。第3講(7月21~22日)名古屋を予定。
●人事採用部会/人事採用拡大会議(6月29~30日)、人事・採用部会人事会議(7月8日)。
●営業戦略委員会/セキュリティ部会(不正情報共有等)
●効率化委員会/新業態、賃料適性化プレゼン(7月8日)、各種商材の検討(共同購買研究部会・7月9日)。
●事業委員会/青年部会(8月8日)。

一般社団法人MIRAIぱちんこ産業連盟(MIRAI)