(株)電通(本社/東京都港区)は3月6日、日本版統合型リゾート(Japan Integrated Resort、略・JIR)について考える「JIRフォーラム」の第1回会合「IRによるビジネス創出」と題して、電通ホール(東京都港区電通本社ビル)において開催し、関係者約300名が参加した。
基調発表では、「モナコ公国のIR戦略」ブノア・バデュフル氏(モンテカルロSBM アジア統括責任者)、「関西におけるIRの取り組みについて」小椋和平氏(関西経済同友会「アジアが選ぶ関西」を考える委員会副委員長)。そして、「日本版IRがもたらすビジネス創出」と題して、パネルディスカッション。酒井克郎氏(パナソニック)、島桜子氏(IRワーキング・グループ事務局長)、溝畑宏氏(前観光庁長官)、美原融氏(大阪商業大学アミューズメント産業研究所所長)をパネラーとして、勝見博光氏(大阪市立大学都市研究プラザ特別研究員)の司会進行により、日本の産業、文化、コンテンツ、そして心といったものが融合された、世界に類をみない日本独自のIRの可能性が発信された。