一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(岡村秀樹会長)は9月17日〜20日まで、千葉県幕張 メッセにおいて「東京ゲームショウ2015」(共催・日経BP社)を開催した。「もっと自由に、GAMEと遊ぼう。」をテーマに、37の国と地域から、過去最多の480の企業と団体が出展した。
内訳は国内234社、海外246社。その出展タイトル数は1283タイトル(事前届け出)となった。そして、ビジネスデイの2日間と、一般公開の2日間の総来場者は26万8446人(内ファミリー2万4877人)と2013年の27万人に次ぐ歴代2位の規模となった。なお、ファミリー動員では、歴代1位の数値。
家庭用ゲーム、スマートフォン、PCなど、さまざまなプラットフォームに向けた幅広いジャンルの新作タイトルやVR(バーチャル・リアリティー)、インディー(独立系)ゲームコーナーの出展ブースには、国内だけでなく、海外からの来場者が目立つなど、注目を集めていた。
出展企業をみると、セガゲームスの「龍が如く」、コナミデジタルエンタテインメントの「ウイニングイレブン」「実況パワフルプロ野球」、30周年を記念したコーエーの「三国志」、カプコンの「モンスターハンター」「ストリート・ファイター」など人気を集めていた。
初出展ではYouTube、アマゾンジャパン、大都技研のパオン・ディービー「ベーモンキングダム」、WARGAMING JAPANのパチスロ化した「ガールズ&パンツァー」では、戦車を展示。DMM.comは「艦これ」「刀剣乱舞-ONLINE」など、各社彩あるブース演出で関心を集めた。
セガゲームスでは10周年記念作品「龍が如く 極」を大々的にPR
物販コーナーは終始ファンの列が続いていた
一般公開日は1日10万人余が来場して大賑わいとなった
ショウ入口とブースに戦車を飾り、「ガールズ&パンツァー」をPR
KONAMIが誇る数々のスポーツゲームを出展
30周年を記念した三国志ブース
一般公開の19、20日にはコスプレエリアを開放