病気と闘う子どもたちへの支援を目的で2009年からはじまったチャリティイベント『ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント』は5月7日・8日の2日間、麻倉ゴルフ倶楽部(千葉)において開催。大会実行委員長の青木功氏、王貞治氏、日野皓正氏の呼びかけに賛同した、シニア・レギュラーツアーのプロ28名、著名人28名、一般アマ56名が参加し、多くのギャラリーとの交流を深め賑わった。
プロの部では、片山晋呉選手が初日9アンダー63と初日・好スコアでスタート。そのまま2位に6打差をつけ逃げ切り、2日間通算12アンダーで優勝。2位は松村道央選手、片岡大育選手、宮里優作選手の3人。トータル5アンダーの5位は横尾要選手が入った。著名人の部では片山選手と同組の宮根誠司氏が11アンダーと初優勝。2位には舘ひろし氏とえなりかずき氏、4位前田亘輝氏(昨年覇者)、5位に小泉孝太郎氏、前田智徳氏、岩本恭生氏。一般アマでは、同じく片山選手と同組の中村昌勇氏が第6回大会に続いて9アンダーで優勝し、日野大会実行委員長よりチャンピオンブレザーを受けた。
また、8日のイベントにおいては、腰痛のため米ツアーから離脱し、日本で療養している石川遼選手が、ジュニア向けのパターレッスン会で指導役をつとめた。招待したのは、東日本大震災の被災地・福島県相馬市の桜丘小学校の5、6年生15名。今回8回目を迎えた大会は、「ゴルフを通じて社会貢献を」という主旨のもと、選手の賞金、入場券収入、チャリティ販売収入の一部など、09年からの合計寄付金額は2億8875万円に達しており、今大会も直近の集計では3000万円余の規模となっている。
なお、この大会をサポートするため、遊技業界関連では、(株)ニューギン、KYORAKU吉本.ホールディングス(株)、セガサミーホールディングス(株)、(株)平和、(株)藤商事の各社が協賛した。
左から日野実行委員長、王実行委員長、青木実行委員長、片山選手(プロ優勝)、宮根氏(著名人優勝)、中村氏(一般アマ)
浄財のために用意された多数の著名人からのオークション出品で賑わった
青木実行委員長とのテレビ共演をきっかけにビートたけし氏が初参加
会場の各所では、NPO活動のPRコーナーを設置
三浦翔平氏のプレイはファンの声援が続いていた