公益財団法人 太陽財団(東原俊郎理事長)は3月1日、札幌市内のホテルオークラ札幌において、 平成29年度助成対象事業決定に伴う贈呈式を開催し、今年度助成が決定した19団体の代表者に東原理事長より助成金が贈呈された。
道内各地において地域に根ざした伝統継承事業、障がい者・高齢者福祉向上事業、観光産業、教育・スポーツ、芸術・文化などの広範多岐にわたる事業を多数の応募から厳正な審査によって決定。平成13年の事業開始から17年目を迎え助成総件数は301件、金額にして約2億910万円にのぼる。
挨拶に立った東原理事長は、「この事業は今年で17回目となります。北海道で何か恩返しが出来ないかという事で始めたもので、これが17回も続いたのは皆さま方の協力があっての事であり、有り難い事です。ぱちんこからのスタートですが、せっかくの業であり、何か出来るかと保育園や幼稚園、ばんけいスキー場などを手掛けました。今日は、道内各地の方々が来ておりますが、私もそれぞれの土地に思い入れがあります。北海道は独自産業ができるだけの肥沃な大地があり、その気概のある方々が来られています。まだまだ輝く北海道をぜひとも作って頂きたい」と語った。